- オーバーユース…スポーツ競技やトレーニングなどで使い過ぎた状態。
- 生活習慣…パソコンを使うデスクワーク、長時間のスマホ使用やテレビゲームなどの猫背姿勢によるもの。
- 加齢による筋力の減少…頭や体幹を支える筋力が弱くなってしまった。
- ギクッとやってしまった腰痛(ぎっくり腰)
- 長時間「座っていること」が多い方の腰痛
- 長時間「立っていること」が多い方の腰痛
- スポーツ・部活動など「動いている」と痛む腰痛
- よく分からないけど、腰がスッキリしない感覚のある腰痛
アイシング
医療機関を受診される前から、ご自宅等でアイシングが出来るとケガの治りも早まります。
アイシングの方法として、氷嚢、保冷剤で直接患部を冷やしてください。5分から10分程度で充分です。
冷やし過ぎると凍傷になりますが、しっかり冷やさないと効果が出ないので気を付けながらお願いします。
しっかり患部を冷やした後は、冷湿布を貼ってお休み下さい。
打撲
野球のデッドボールや剣道や空手などの武道で多くみられる症状です。
受傷時の処置として、まずアイシングです。
これは受傷値後から行ってください。
そして当院受診時の患部の状態をみて、固定、マッサージ、鍼灸治療などの施術方針を決めます。
打撲の患部状態は、筋肉が押し潰されています。
たとえ痛みが引いたとしても、「しこり」が残る場合がありますので、リハビリは最後まで行いましょう。
テーピング
当院では補助目的でテーピングを施すことが多いです。
テーピングの伸張作用によって歪んだ関節やねじれた筋肉を正しい位置に戻し、痛みを軽減させます。
ぎっくり腰での腰のサポート、捻挫の固定、スポーツ外傷における動きのフォローなどテーピングの利用方法は様々です。
猫背
原因として背筋の衰えや、パソコン作業などの長時間の前傾姿勢によって
上半身が丸く固まってしまいます。
猫背がなぜ身体に悪いかというと、上半身の重心バランスが崩れるので
「肩こり」「首の痛み」「腰痛」が起こりやすくなります。
改善、予防のためのポイントは『肩甲骨』です。
猫背の方は肩甲骨の動きが悪くなっています。
胸を張るだけでは不十分です。
猫背予防の体操をする際には肩甲骨を意識して動かしましょう。
首の痛み
また、神経支配的に見ても首から腕、背中まで伸びる神経の集中している部分となるので、首の不調を放置しておくと、痛みや運動制限以外にも頭痛や不眠などの自律神経障害や頚部ヘルニア、後縦靱帯骨化症などの重大な疾患の要因になってしまうこともありえます。
この人体にとって、とても大切な首ですが、不調の発生原因は大きく3つに分けられます。
ここで皆様に1つ、注意事項をお伝えします。
今まで述べたように、首という部位は人体にとって重要で、とても繊細な器官です。そのため、症状が出た場合でもご自身でマッサージをしたり、健康本で紹介されているストレッチ運動をむやみに行わないで下さい。炎症反応が強くなり、痛みが悪化することがあります。それに悪性腫瘍やヘルニアなどの疾患である可能性もありますので、患部に対する強い刺激はとても危険です。
私達は問診・触診・徒手検査の中から、病状を割り出しての根本治療を行います。特に姿勢不良が原因となっている患者さまに対しては、首の緊張を和らげるだけでなく、身体の軸を正しい体勢に戻し、首が正常な働きが出来るようにします。
それをする事で、背骨や胸郭が正常な位置に戻り、浅かった呼吸が深く楽になります。さらに体幹を支える腰(骨盤)のバランスを均一にし、土台から首の負担を減らすよう治療します。
現代人にとって、パソコンやスマホなどの機械操作は必要不可欠であり、猫背やストレートネックの方もどんどん増えています。姿勢不良は長期間放置しておくと首の不調以外にも症状が広がります。
痛みや違和感は身体からあなたへのSOSサインと捉え、しっかりと治療して、養生をしましょう。
捻挫
さくら整骨院 院長関野潤です。
まず関節の捻挫は本当に捻挫なのかを判別しなければなりません。
というのも、腫れも少なく痛みも強くないのに実は骨折していた、と云う事例も少なくありません。
そこを間違いなく判別するためには、経験と知識が必要になりますが、私は20年以上の臨床経験の中で数多くの症例を診てきました。
その責任を持って、捻挫か骨折の判断をして施術を致します。
その診断の結果、捻挫であった場合の施術過程を説明いたします。
捻挫や突き指で患部が腫れるのは、患部が受傷したときに受けた外力によって、周辺の靭帯や組織が傷つき、伸ばされて出血をするからです。
その出血を止めるために、患部の熱感と腫れを抑えるために受傷初期は
アイシングをして患部を冷やします。受傷直後から3日くらいは患部を冷やすようにつとめて下さい。
その間、日常生活を不安なく送っていただくために包帯やテーピングを使用して患部を固定します。
これにより、患部を再度痛めてしまう危険性を下げることができます。
従来の捻挫の初期治療は、今お話したアイシングと固定のみでした。そして、腫れが完全に引いてから、リハビリを始めるのが一般的な捻挫治療です。ですが、さくら整骨院は違います!!
特殊電気治療機器「ハイボルト」により捻挫初期から患部に治療アプローチをかけることが可能になりました。これはハイボルトの出血抑制効果、鎮痛作用を、利用したもので、捻挫、突き指、打撲などの腫れている患部にハイボルトを施療することで、短期間で腫れを引かせ、痛みを抑えて、リハビリを始められる状態にもっていきます。
初期治療は早ければ早いほど完治までの時間が飛躍的に短くなります。部活など、大会が近いから休んでいられない学生患者様、旅行がもうすぐだから、何とか歩けるようになりたい患者様に「間に合った」「助かった」と言っていただける治療法です。
(注意)ハイボルトは使用に技術を必要とするためせきのはりきゅう接骨院には設置しておりません。捻挫治療をお望みの患者様はさくら整骨院までご来院、ご連絡ください。
神経痛
神経痛…いわゆる「しびれ」の症状です。
この症状は身体の深い部分の障害であり、鍼灸施術で対応する事が多いため、鍼灸師 百生がお答えします。
東洋医学の考え方でお話ししますので、聞き慣れない単語や表現があるかもしれませんが、患者さまにとって、タメになる内容になっていますので、どうぞ最後までご覧下さい。
この神経痛とは身体の手・足・腰などの部位がピリピリ・ジンジンと感じたり、電気が走るような違和感が生じる事を云います。
この症状を生み出す原因として、ヘルニア・狭窄症・頚肩腕症候群・関節リウマチ・多発性神経炎などが挙げられます。東洋医学ではこのシビレの症状を『ひしょう(痺症)』と呼びます。
タイプ別に4つに分けてみます。当てはまるタイプはございますか?
◇風痺…しびれる場所が一定ではなく、あちこち動いている感覚がある。
◇寒痺…冷えるとシビレが強くなり、温めると楽になる。
◇湿痺…しびれる場所が一定であり、重だるさを感じる。
◇熱痺…熱感があり、関節部が赤く腫れている。
タイプごとに対処法は変わりますが、神経痛を生じている身体に共通している重要な点は『気の流れ』が乱れているということです。
この『気』とは東洋医学の考えでは、身体を動かす駆動力(エネルギー)を意味します。身体というものは1つの生命体であり、常に気が巡っています。その流れが神経伝達の異常によって【つまり】が生じてしまいシビレが発生します。
私は神経痛治療においてまず第一に、この『気の流れ』の改善を考え、そのうえでタイプ別の治療法を施術します。
《タイプ別施術法》
◇風痺の場合…身体の軸がズレているケースが多いので、身体の中心軸を整えます。
◇寒痺の場合…身体を温めながら、患部の動きを改善させていきます。
◇湿痺の場合…患部が硬く滞っているので、その箇所の柔軟性を取り戻します。
◇熱痺の場合…腫れがあるので、消炎・鎮痛を優先に治療します。
これらの対処方法を鍼や灸を用いて、ときには鍼を深く刺して興奮している神経の鎮静作用を高めたり、ときにはお灸で冷えている部位を温めて、患部の気の流れを促進させて痛みを抑制させます。
ただし、神経痛の原因・タイプというのは1つに断定できるものではありません。そして放置すると痛くて動けなくなる場合もございます。
「なんかちょっと変だな?」
ピリピリとした違和感が身体に発生したら、すぐにご来院してくださるようお願いいたします。
スポーツ外傷
いまではスポーツ新聞をかかさず読み、草野球でぎっくり腰を起こした不養生者。
せきのはりきゅう接骨院院長押田剛です。
準備体操はしたんですけどねぇ。バットを振った瞬間にグギッといきましてね。
皆様もどうかお気をつけ下さい。
さて、スポーツに怪我はツキモノ。とはいえ良いパフォーマンスをするためには、早く治して再発を予防したいですよね。
当院では、どのような競技のスポーツをしているかで担当の施術者を決めます。
剣道・柔道・空手などの武道での負傷や、体と体の接触によって痛めた外傷は極真空手二段の当院鍼灸師 百生が担当します。極真空手の大会で選手のセコンドを務める百生は、直接打撃による打撲の対処法や武道における身体の使い方の指導に長けています。
その他の野球をはじめ、サッカー・陸上などの走る競技や、バレーボール・バスケットボールなどのジャンプ競技は私、押田が担当致します。
スポーツ競技というのは、反復された動きの中で繰り返された負担により、患部に障害をもたらすパターンが多く見られます。そして関節や筋肉のゆがみを伴うので、痛みのある患部だけではなく、その周囲の関節などの身体の使い方にも視野を広げて診る施術が必要です。
例をあげますと、
膝のオスグット病・・・膝蓋骨(膝のお皿)の下の部分が盛り上がってきてしまい、触れると痛む。重症化すると歩くだけでも痛みが走る。バレー・バスケなどのジャンプ競技に多いため「ジャンパー膝」ともいわれる。
この膝のオスグット病は痛みが膝の下の部分に限定されることが多いため、そこだけに注目して治療しがちですが、大切なのは太腿の筋肉と股関節の状態です。というのもオスグット病で負傷する患部は膝蓋靭帯と呼ばれる腱の付着部になるのですが、元をたどればその腱は太腿の筋肉から派生しています。
そのため大腿四頭筋(太腿表面の筋肉)の緊張が確実にあります。それに加えて踏み込む際や着地の際の負荷により、股関節がダメージを負っている場合も多いのです。
このように競技内容に合わせた施術をすることで、早期回復と再発予防を計ります。
スポーツ好きな患者さんは痛みが引くと無茶をするので再来院も多いですけどね。
でも頑張っている患者さんの想いを無駄にしないよう、とことん症状と向き合って最後まで付き合います。
当院は中学校が近いため、宮前中学校や宮原中学校の学生さん達を中心に施術・指導する機会が多くあります。
肩こり
肩こりに関しては、姿勢の矯正、身体の歪み、バランスを整える事を得意としている せきのはりきゅう接骨院院長押田剛がお答えします。
近年の肩こり事情としては、以前よりも若い方に増加しています。それもそのはず。パソコン仕事の増加、スマートフォンの普及による目の疲労、姿勢の悪さ、猫背、と肩こりになる条件をこれでもかってくらい満たしています。ではなぜ姿勢が悪いと肩が凝るのか、その説明を致しましょう。
「肩が凝る」言い換えると、「肩の筋肉が緊張して、しこりができてしまっている」ということです。このしこりが、血流を悪くさせ、肩の動きをこわばらせます。血流が悪いと、元気な栄養が筋肉に入って来ないと同時に、邪魔な老廃物が排出されない状態になります。肩の筋肉の中でこのような状態になっているのが「肩こり」です。
想像してみて下さい。パソコンをしている姿勢、スマホでゲームをしている格好を。画面を覗き込むように前傾姿勢になっていませんか?
この前傾姿勢、頭部が前方に出ていますね。この頭部は首と肩と背中の筋肉で支えられています。それが前に出る事でいつもよりもずっと、大きな負担を筋肉にかけることになります。それに加えて、パソコン業務では、キーボードを叩くため両腕も前に出ています。これで、肩関節も前方へと移動するので、背中は丸く胸の前は苦しい姿勢となります。
この時、肩こりを起こす筋肉はどうなっているか・・・。頭の重さを支えるために、力を出して緊張しています。プラス肩関節が前に出ているため、引き伸ばされていますね?固まって伸ばされる・・・これではもう筋肉に余裕がありません。しこりが出来てしまうわけです。肩こりで悩まれている患者様の身体は、たいていこの状態で固まっています。
あとは、背中の丸みの強弱、左右のねじれ具合、首の緊張の有無などで、状態の良し悪しが決まってきます。肩こりがひどくなると、頭への血流が悪くなって、頭痛が起こったり、胸が苦しくなるため、呼吸が浅くなってしまうこともあります。そうなる前に、対処したいですね。
そこで、ご自身で出来る肩こり解消体操をひとつご紹介。まず手を後方で組みます。そして、そのまま腕を伸ばして、肩を上方へ上げていきます。その時、身体は真っすぐ、やや胸を反らせるようにして5秒キープ。一回緩めて、また5秒キープを5回繰り返しましょう。腕を上にあげた際に余裕がある方は、前後左右に揺らすとなお効果的になります。この体操はパソコン仕事と逆の体勢をとる形になるので、丸く固まった上半身をリリースすることができます。仕事の合間、夜寝る前などに、実行してもらえると、幸いです。
その他に、肩周りの症状と言えば「五十肩」でしょうか。肩の痛みを伴いながら、肩関節の動きが悪くなる。場合によっては、肩が痛くて動かせなくなります。なぜ五十肩が起こるのかは現代の医学でも分かっていません。加齢によるものなのか、体質的なものか、傾向的に四、五十代の方に多いので名称が五十肩と呼ばれているだけです。ただ、その時の肩関節の状態がどうなっているのかは判明しています。関節に炎症が起こっていて、肩関節面の組織が石灰化をし、動きを阻害しています。その炎症を抑えながら関節の動きを取り戻すリハビリを行う事が五十肩の治療法になります。
前述の肩こりよりもご自宅でのリハビリが必要不可欠となるので、どうケアするべきか、どんな体操を行うと効果的か患者様に伝えることを大切にしています。
五十肩の治療は、すぐに結果が出るものではありません。炎症の度合いを見極めながら、石灰化した関節をときほぐしていくので、どうしても時間がかかります。患者様によっては半年から一年かかる場合もあります。ですが、動かないまま放っておくとそのまま固まってしまい、一生肩が上がらなくなる可能性がでてきます。そうならない為に、私たちと患者様でお互いに力を合わせて今日もリハビリを頑張るのです。
腰痛
あなたが今、悩まれている腰痛はどのタイプですか?
もちろん、上記のタイプ以外の腰痛もありますが、ここでは傾向的に多い上記の腰痛のタイプ別のお話をしていきます。上記以外の腰痛で疑問、質問のある方は遠慮なく当院にご連絡下さいね。
それではまず「ぎっくり腰」と呼ばれる腰痛ですが、これは、腰椎(腰の骨です)を支えている筋肉や、靭帯に瞬間的に強い負荷がかかって起こる腰痛です。
何と言っても「痛い!」これに尽きます。歩く?起き上がる?ムリムリムリ。息を吸うのだって大変!そのレベルの痛みが身体を襲います。その痛みの大きな原因となっているのは「炎症」です。炎症とは傷ついた組織が熱を持ち、患部が燃え上がっている状態です。足の捻挫や突き指で患部が腫れたことはありますか?ちょうどその状態がいまの腰に起こっているのです。
そんな痛みの強い状態の腰ですから、まずは「安静が一番大切」です。立つのも歩くのも大変な状態では申し訳ないですが、接骨院にご来院いただいても処置できる術がありません。その状態での処置を求めるのであれば整形外科さんで痛み止めを打ってもらう事ぐらいでしょう。
仮に痛み止めを打ったとしても確実に「治る」ものではないので、できればゆっくりとお休みになられるのが良いと私は考えます。強い炎症反応も2~3日経つとだいぶ落ち着きをみせますので、痛みはあるけど立てる、動けるという状態になるはずです。その状態になれば接骨院での施術も効果を発揮します。
当院では、マッサージ・姿勢、骨盤調整で身体のバランスを整え、動きやすい身体にしていきます。さくら整骨院では、ハイボルトで痛みを抑え、テクトロンで再発防止のためのリハビリをしていきます。鍼灸治療も良い結果が出せるでしょう。
そもそも、ぎっくり腰は、健康な腰ではめったに起こりません。起こるときは、すでに「もう限界に近い腰」が些細なキッカケで発症します。ですから痛みが引いてきても、それは「治った」のではなく「落ち着いた」だけです。本当の治癒を目指すには、ぎっくり腰の強い痛みが引いたあとの身体作りが何より大切なのです。
次に「立ちっぱなし」「座りっぱなし」の腰痛です。
最近、特に多い「○○っぱなし」が原因の痛みですが、まず断言できるのが
立ちっぱなしは「下半身」が、座りっぱなしは「股関節」が疲れて緊張して機能しなくなっています。
「ぱなし」というのはその姿勢、体勢をずっと維持し続けているわけですから、筋肉や関節は固まり、ねじれてゆがんで疲弊していくのです。
その結果、身体のバランスが崩れ、腰やそれ以外の部分にも痛みが出る、という結果になります。
ご自身でできる対処法としては上記の立ちっぱなしの方の下半身、座りっぱなしの方の股間節に対応させて、下肢のストレッチ、股関節の柔軟体操(しこふみ等)をしていただくだけでも効果的です。ただ、痛みを生み出す要因として、その他にも「足の冷え」や「猫背」、「腹筋・背筋の衰え」なども考えられるので、症状が長引いている方は早めのご来院をお願いします。
我慢し続けると「ぎっくり腰」を起こして、強制的に休むことになるかもしれませんので・・・。
スポーツや部活動で腰が痛む方に多い特徴は「腰部の強いしこり」です。同じ動きを繰り返す、ジャンプ・ダッシュによる強い刺激が腰に加わることにより、通常の腰痛よりも固く大きなしこりが出来上がります。
このしこりが筋肉の動きを阻害して、痛みを発生させます。それに加えて、野球なら野球の、ゴルフなら、陸上なら、水泳なら、それ以外の競技も含め、その競技ならではの体の使い方があって、腰にかかる負担も様々です。
治療として、まずはしこりをほぐして小さくします。マッサージや鍼灸治療が有効ですね。そのうえで、患者様がよくされる動きに合わせて、ストレッチ方法や体操指導を行います。スポーツ競技が原因であれば、運動前後のケアや競技におけるフォームの調整、アドバイスなども積極的に行わせていただいております。
最近では陸上部中学生の施術を行うことが多いのですが、彼ら(彼女ら)の身体は、「走る」ことを繰り返しているので、地面を蹴り出し、突き上げられる刺激で腰に反復された負担をかけます。そのダメージを抜きながら、足周りの動きの改善、走り方のフォームのアドバイス等をさせていただいています。
最後に一番多いタイプの腰痛。
「よく分からないけど痛む」腰痛のお話をします。
特にこれといった原因はない、何か特別なことをしているわけでもない、でも痛いんだ!と訴えられる患者様は数多くいらっしゃいます。傾向としては、患者様自身が気付いていないだけで、腰に明らかな原因がある方と、本当に何も要因がない方がいます。
前者の場合、腰を押すと腰椎に明らかに余裕がなかったり、腰の筋肉の緊張が凄い、骨盤がかなり歪んでいる事があります。でも、意外と自分自身では気付かないんですよ。押されたり、僕から指摘されて初めて気付く患者さまも多いです。
その「発見」も治療の一部です。その発見を通じて自分の身体の状態をしっかり認識できれば、放っておいて重症化する可能性も減りますし、悪い身体のクセを治すことが出来ます。
後者の方は、言いにくいのですが「老化」「自体重の重さ」「筋力不足」が原因となります。その場合はマッサージをして筋肉をゆるめるだけでは治りません。患者様自身の頑張りが必要になってきます。
その頑張りをサポートするため、さくら整骨院ではインナーマッスル(体幹)を鍛える「テクトロン」や、12日間ダイエットで体重を落とす施術プログラムを作って対応しています。
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