治療院ブログ

カルシウムの話②

骨はカルシウムの貯蔵庫です。

血液中にもカルシウムが含まれています。そのカルシウムが人体の生命維持に使われます。消費されたカルシウムは補わなければなりません。

食事からです。

しかしカルシウムは吸収力の低い栄養素で30歳までの方で約30%しか体に吸収されません。(10個食べても3個しか身にならない)

不足して、口から取りきれないカルシウムは貯蔵してあった骨から溶け出します。そして骨がスカスカになります。これが骨粗鬆症です。

(転倒したら骨折。高齢者では入院→寝たきり→認知症です)


そして大変気になることとして、
骨粗鬆症の方は生活習慣病(動脈硬化、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患)を患っていられる方が大変多いです
参考:骨粗鬆症財団理事長 折茂肇先生セミナーより

これらの病気はカルシウム不足が即、直接的な引き金になるのではありません。

しかし長生きが可能な社会、日本においてはカルシウムをきちんと摂取することがこれらを予防するヒントにもなります。

代表 関野




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